法金剛院(ほうこんごういん)
 法金剛院は五位山(ごいさん)と号する、京都では珍しい律宗寺院です。創建は平安時代の初めにまでさかのぼり、右大臣清原夏野(きよはらのなつの、延暦元年(782)~承和4年(837))の山荘を没後に寺に改めたもので、その後の幾多の変遷の後、弘安2年(1279)に円覚により律宗に改められました。

法金剛院の花と庭
 国の特別名称に指定されている法金剛院の庭園は昭和45年(1970)に発掘、復元されたもので、池の北側の木々が茂る五位山と呼ばれる小高い丘を借景とし、池をめぐる庭で季節ごとの花を楽しめます。

 四季を通じて美しい花を見せる花の寺として知られていますが、特に春の待賢門院桜と夏の蓮に人気があり、蓮の咲く時期には朝7時の拝観開始時間前から美しい蓮の花を見ようとカメラを手にした人などの行列ができます。

 庭の北の「青女(せいじょ)の滝」はいくつかの大きな石が組まれて水を落としています。平安末期の姿をとどめるこの浄土式庭園は極楽浄土を雅に再現しています。

法金剛院の重要文化財
 元和(げんな)4年(1618)に再建された本堂には重要文化財に指定されている本尊の木造阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像が安置されていて拝することができます。他にいずれも重要文化財の厨子入木造十一面観音坐像、木造僧形文珠坐像、蓮華式香炉などを所蔵しています。

法金剛院(ほうこんごういん)
 法金剛院はJR嵯峨野線(山陰本線)の花園駅の近くにあり、関西花の寺二十五カ寺の十三番の寺院です。

 法金剛院の浄土を再現した庭の春は水面に影を映す桜が美しく咲き、夏には蓮の花が美しく「蓮の寺」とも呼ばれています。

 本堂の前で咲く枝垂桜は待賢門院桜と呼ばれています。
 崇徳天皇の母で鳥羽天皇の中宮の待賢門院(1101~1145)が平安末期の大治5年(1130)に荒廃していた寺を再建し、極楽浄土を再現した池泉回遊式の美しい庭園を作りました。法金剛院の寺名も待賢門院により名付けられました。

 法金剛院へのgoogle地図はページの下部にあります。

法金剛院の宗派 律宗
法金剛院の所在地 京都市右京区花園扇野町49
拝観料 400円
拝観時間 朝9時~夕4時
 (名物の蓮の花が咲く時期は朝7時より)
法金剛院への公共交通機関
●JR嵯峨野線「花園」駅下車、西(左)へ徒歩約5分、向かい側
(JR花園駅には快速電車は停車しません。)
●市バス「花園駅前」「花園扇野町」下車
●京都バス「花園駅前」「花園黒橋」下車
駐車場 拝観者の自家用車25台ほどが無料で駐車できます。

隙間400

法金剛院桜78-1

法金剛院桜78-2

法金剛院桜1

法金剛院桜3

法金剛院桜2

法金剛院桜4

法金剛院桜5