化野念仏寺の紅葉(京都奥嵯峨)

化野念仏寺の紅葉

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化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
 8000を超える石塔、石仏が安置されている西院の河原に黄や赤の紅葉が寄り添うように色付いています。西院の河原は賽(さい)の河原から名付けられました。

 化野(あだしの)は小倉山の裾野に広がる古くからの埋葬の地で、京都の北の蓮台野(れんだいの)、東の鳥辺野(とりべの)と並ぶ都の人たちの葬送の地であったと伝えられています。

 平安時代以前は遺骸を野ざらしにする風葬が行われていましたが、空海の教えに従って土葬と変わりました。霊を弔う為に立てた無数の石仏は年を経て無縁仏となって散らばったり、土に埋まった状態になっていました。この死者の霊を弔うために弘法大師空海が今から1200年程前の弘仁年間(810~824)に真言宗の五智山如来寺を建立したのがこの寺のはじまりです。

 五智山如来寺は鎌倉時代に法然上人の念仏道場となり、華西山東漸院(かさいざんとうぜんいん)念仏寺の寺号となり浄土宗に改められました。

 化野念仏寺は弘法大師、法然上人の仏教界の偉大な二人の先達にゆかりのあるお寺です。

千灯供養(せんとうくよう)
 散乱していた八千体にも及ぶ石塔や石仏を今の形に並べて整頓されたのは明治の中頃のことで、その無縁の石仏等に灯が供えられる千灯供養(せんとうくよう)が毎夏の8月23、24日の地蔵盆の夜に行われます。無数のろうそくの炎が暗闇にゆらいで幽玄の世界が広がり、多くの参詣者でにぎわいます。
 千灯供養の受け付けは当日2日間の5時半から8時半まで行われ、行事協力維持料として千円が必要です。ろうそくとパンフレットが支給されます。  

化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
 化野念仏寺は千年以上前のこの地に散乱していた無縁仏を弘法大師空海が供養のために五智山如来寺を建立したのが始まりと伝えられます。

 8千体を超える石塔や石仏が並ぶ賽の河原を囲むように赤や黄の紅葉が色付いています。

 化野念仏寺へのgoogle地図はページの下部にあります。

化野念仏寺の所在地
 京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
化野念仏寺の宗派 浄土宗
化野念仏寺の拝観料
 大人500円、中高生400円
 小学生以下は保護者同伴で無料
 30名以上の団体割引あり
8月23、24日の千灯供養参拝料 1000円
化野念仏寺の拝観時間
 朝9時より夕4時30分で受付終了
 (冬12月~1月は夕3時30分受付終了)
化野念仏寺へのバス
●京都駅から京都バス72系統 嵐山・清滝行きで「鳥居本」下車、徒歩約5分
 三条京阪、四条河原町からも清滝行きの京都バスがあります。
駐車場
 化野念仏寺の近辺に民間の有料駐車場が数ヶ所ありますが、化野念仏寺には駐車できません。