竹中稲荷社の桜
吉田山の頂上近くに鎮座する竹中稲荷神社は、小さな赤い鳥居が続く一直線の参道を桜が彩ります。鳥居と桜の並木を真っ直ぐに歩くとお稲荷さんにお詣りできます。
4月の初めには朱塗りの鳥居と白い桜の美しいコントラストが楽しめます。観光ガイドブックにはめったに登場しない隠れた桜の名所となっていて、地元の人達だけが春の訪れを楽しむ桜スポットです。
竹中稲荷社の南隣の宗忠神社も桜が美しく、参道の階段を白い桜が美しく飾ります。吉田山は小高い丘で標高(海抜)105.12mですが、麓からの標高差は40メートル程しかなく散歩気分で登れます。
竹中稲荷神社
竹中稲荷社に掲示されている駒札案内板によると、竹中稲荷社は平安時代の天長年間(827~834)には社殿が存在した記録のある歴史ある神社で、現在は吉田神社の末社となっています。
竹中稲荷社の御祭神
宇賀御魂神(うがのみたまのかみ) 古事記には須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売命(かむおおいちひめのみこと)の御子としてお生まれになった神様と書かれていて、一般にはお稲荷さんの名前で親しまれている神様です。
猿田彦神(さるたひこのかみ)、天鈿女神(あめのうずめのかみ)の二神もお祀りされています。
竹中稲荷神社(たけなかいなりじんじゃ)
吉田神社が鎮座する標高が100余メートルの神楽岡(吉田山)の頂上近くに桜が美しい竹中稲荷神社があります。
竹中稲荷神社のまっすぐな参道には、鳥居と桜並木が一直線に続きます。
4月上旬には赤い鳥居と白い桜の花のコントラストが美しく眺められます。
竹中稲荷神社へのgoogle地図はページの下部にあります。
竹中稲荷神社の参拝
境内参拝自由(隠れた桜の名所です。)
竹中稲荷神社の鎮座地
京都市左京区吉田神楽岡町(吉田神社の末社)
竹中稲荷神社への公共交通機関
●東大路通を走る市バス「京大正門前」下車、東へ徒歩、吉田神社へ登ります。
●白川通を走る市バス「真如堂前」下車、徒歩約20分(京都駅前より5系統に乗車)
駐車場
参拝者は吉田神社の社務所に声をかけて駐車(無料)できる場合があります。
▲赤い鳥居と白い桜の花が一直線に続きます。
▲竹中稲荷神社は吉田山の頂上近くに鎮座しています。
▲赤い鳥居の参道をまっすぐに進むと本殿にお詣りできます。
▲竹中稲荷社