半木の道(なからぎのみち)の桜
京都府立植物園の西側に沿う賀茂川の左岸(東側の堤防)、約800メートルの堤防上には70本程の紅枝垂桜が植えられ、桜に囲まれて歩く散策路は半木(なからぎ)の道と名付けられて、京都の数ある桜の名所の一つとなっています。
半木の道(なからぎのみち)
今の府立植物園のある地は、その昔、神木が流れついたという由縁から流木(ながれぎ)神社の森と言われていました。その流木(ながれぎ)が半木(なからぎ)になったのは、繰り返される洪水の為に流されることを嫌って流木(ながれぎ)を半木(なからぎ)に変えたという説もあります。
半木神社
半木の道の東側にある京都府立植物園には流木(ながれぎ)の森があり、流木が流れ着いたと伝えられる場所に園内の鎮守社として、天太玉命(あめのふとだまのみこと)を御祭神とする上賀茂神社末社の半木神社が鎮座しています。
半木の道は賀茂川に架かる北大路橋と北山大橋の間の散策路ですが、桜が美しい植物園の入り口は半木の道の南端の東側と北山大橋を少し東に歩いた南側にあります。
半木の道の所在地
京都市左京区下鴨半木町
半木の道への電車
市営地下鉄烏丸線「北山」又は「北大路」下車、どちらも徒歩約8分
半木の道へのバス
北大路通を走る市バス「植物園前」下車
北山通を走る市バス「北山橋東詰」下車