平野神社の桜(京都市北区)

平野神社の桜(ひらのじんじゃ)

京都の桜 写真集

平野神社の桜
 境内には60種類、約400本もの桜が植えられていて、3月中旬に咲く桃桜、つづいて神門の脇で咲き始める魁桜(さきがけざくら)に始まり、4月の20日頃まで1箇月もの間にわたって桜の花を楽しめます。これらの桜には各公家から奉納された桜も多く今に伝えられています。

 境内の桜が見事に咲き揃う4月10日には桜祭が行われ多くの人で賑わいます。これは寛和(かんな)元年(985)4月10日に花山天皇が桜をお手植えされたことに由来します。

 境内南側の「さくら苑」には桜にかこまれて花見の宴や店が並びます。

平野神社(ひらのじんじゃ)
 平野神社は御祭神には今木神(いまきのかみ)、久度神(くどのかみ)、古開神(ふるあきのかみ)、比賣神(ひめのかみ)の四柱がお祀りされています。平野神社は平安遷都の794年に桓武天皇によって奈良平城京の田村後宮の御殿からこの地に移された1200年以上の歴史を持つ神社です。

 平安時代中期には、伊勢神宮、上賀茂神社、下鴨神社、石清水八幡宮、松尾大社に次ぐ名社として位置づけられていました。平野神社は歴代の朝廷の崇敬も深く、源氏、平氏の氏神としても崇められていました。平野神社の神紋は桜の花が象られています。桜咲く絵馬やお守りも揃っています。

平野神社の御祭神
 今木神(いまきのかみ)
 久度神(くどのかみ)
 古開神(ふるあきのかみ)
 比賣神(ひめのかみ)
平野神社の場所 京都市北区平野宮本町1
平野神社の参拝 境内参拝自由
平野神社への公共交通機関
 西大路通を走る市バス「衣笠校前」下車、徒歩すぐ
(京都駅前から市バス50又は205系統)
駐車場 普通車20台程度が500円で駐車できます。