銀閣寺の紅葉(東山慈照寺)

慈照寺 銀閣の紅葉(じしょうじ ぎんかく)

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銀閣(観音殿)
 西芳寺(苔寺)を模して造られた東山殿は観音殿(銀閣)、持仏堂(東求堂)が地泉廻遊式の池を囲むように建てられています。

 この銀閣と呼ばれている観音殿と東求堂(とうぐどう)は共に国宝に指定されています。

 銀閣には銀箔が貼られた形跡はないとされていますが、北山鹿苑寺の金閣に対して俗に銀閣と呼ばれて親しまれています。

 銀閣は、長享3年(延徳元年、1489)に建立された柿葺(こけらぶき)の二層の楼閣で、下層は心空殿(しんくうでん)と呼ばれる和様の書院風、上層は観音像を安置する禅宗風の仏堂として造られています。

慈照寺(銀閣寺)、世界文化遺産
 銀閣寺で親しまれていますが、東山(とうざん)慈照寺が正しい寺名で、室町幕府第8代将軍の足利義政(あしかがよしまさ,1436~1490、在職1449~1473)が隠居所として文明14年(1482)に東山山麓に造営した東山殿(ひがしやまでん)を、義政の死後遺命によって禅寺に改めたものです。

東求堂(とうぐどう)
 東求堂は文明18年(1486)に建立された義政公の守護仏をまつる持仏堂と同仁斎(どうじんさい)と呼ばれる書斎を備えた建物で、4畳半の「同仁齋」は付書院と違棚が設けられ茶室の原型といわれています。

銀閣寺の庭
 上段石組(いわぐみ)、下段池泉回遊式の二段で構成されている庭園は国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。

銀閣寺の所在地 京都市左京区銀閣寺町2
慈照寺(銀閣寺)の宗派 臨済宗相国寺派
銀閣寺の拝観料
 大人・高校生 500円
 小・中学生 300円、小学生未満 無料
銀閣寺の拝観時間
 
午前8時半より午後5時(3月~11月)
 午前9時より午後4時半(12月~2月)
銀閣寺へのバス
●市バス「銀閣寺前」下車、徒歩約5分
 (京都駅前より市バス100系統)
●市バス「銀閣寺道」下車、徒歩約10分
 (京都駅前より市バス5系統)
駐車場
 京都市銀閣寺観光駐車場
 自家用車1日1回1000円(普通車40台)
 京都市銀閣寺観光駐車場は銀閣寺の西、哲学の道への分岐の西南側