石山寺(いしやまでら)
石山寺は聖武天皇の勅願により天平19年(西暦749年)に良辨僧正(ろうべんそうじょう)によって開基された寺院です。
山の斜面に懸造(かけづくり)(舞台造)の形で建てられている本堂は滋賀県では最も古い木造建築物といわれ国宝に指定されています。
現在の本堂外陣は慶長7年(1602)に淀君によって建て替えられ、内陣は千年近くも昔の永長元年(1096)に建て替えられたものです。
西国観音巡礼第十三番札所
ご本尊の観音様は片方の足をもう一方の足の上に組む半跏の姿で岩の上にお座りになっています。
高さ5.3メートルの木造の勅封二臂如意輪観世音菩薩のお姿は直接は拝めませんが、お前立も安置されています。
紫式部と石山寺
石山寺本堂の源氏の間は紫式部が源氏物語の構想を練った間と伝えられ、十二単(じゅうにひとえ)をまとった紫式部の像が置かれています。
石山寺の紅葉
源氏物語絵巻を再現したような豪華絢爛に色づいた紅葉を眺めながら、起伏のある境内に建つ堂宇を縫うように歩きます。
天然記念物の硅灰石と赤い紅葉のコントラストを通して国宝の多宝塔を見上げる光景は圧巻です。
石山寺の桜の写真は石山寺をクリックするとご覧いただけます。
石山寺の所在地 大津市石山寺1-1-1
石山寺の宗派 真言宗大本山
石山寺の拝観時間
午前8時より午後4時30分
石山寺境内入山料
大人・中高生 600円、小学生 250円
(団体割引あり)
本堂内陣拝観料
大人・中高生 500円、小学生 250円
(団体割引あり)
石山寺への公共交通機関
●京阪電鉄石坂線「石山寺」下車、南へ徒歩約10分
●JR琵琶湖線「石山」駅下車、京阪バス大石小学校、新浜、石山団地行きに乗って約10分「石山寺三門前」下車、徒歩約2分
駐車場 石山寺観光駐車場